どうかひとりで悩まないで

生理痛など女性特有のからだの不調があったとき、みなさまはどなたに相談されますか?

誰にも相談できず、おひとりで悩みや不安、心配事を抱えていらっしゃいませんか?

まして、女性特有のからだの不調であれば、男性のいる職場には相談しづらいですよね。

日本産科婦人科学会などの調査によると、働く女性が感じる一般的疲労症状では、肩こり・腰痛が73.6%、眼精疲労が50.2%、疲労ストレスで悪化する恐れがある女性特有の症状では、生理痛が64.7%、月経前症候群(生理前におきる腹痛やいら立ちなどの不快症状)で63.2%の方が症状を感じています。

さらに、20~40代の働く女性の6割以上が、女性特有のからだの不調があっても、職場に相談しづらいと考えているという結果がでています。多くの女性が、女性特有のからだの不調で悩みながら、相談することさえできない現状をよくあらわしています。

わたし自身も鍼灸師になる前は、デスクワーク中心のOLをしていて、さまざまな不定愁訴疲労感に悩んでいました。

万年体調が悪く、毎日仕事に追われているという状態でした。同僚にも生理痛のひどい方がいましたが、「わたし生理痛ひどいから生理休暇使って休みます。」とは言えず、市販の鎮痛剤を使い、体調不良の状態で仕事をしていました。

しかし、女性特有のからだの不調を相談できないのは、職場だけでなく、友人や家族でも同じなのではないでしょうか。

「恥ずかしいから」「聞くのがためらわれる」「どうせ言ってもわかってもらえない」「こんな症状は自分だけでは」「本当に病気だったら怖い」など理由はいろいろでしょう。

また、女性特有のからだの不調といえば、生理痛・生理不順・月経前症候群(PMS)・月経困難症・不正出血・子宮内膜症・子宮筋腫・不妊症など、いずれも、検査や治療をするとなれば、産婦人科に行くことを考えられると思います。

しかし、内診に抵抗があり、産婦人科に行くことをためらわれる方も少なくないでしょう。

以前、月経前症候群、特に腰痛がひどかった方が産婦人科の内診を受けたくないから、鍼灸で治してほしいと当院に来られたことがありました。

初診時は生理前だったので、腰痛がつらい状態でしたが、1回の治療で痛みが軽減。次の生理前には腰痛の出現はありませんでした。

以降は、からだが不調のときや仕事でお疲れになったり、ストレス解消に来られています(ただし、同じような症状の方でも1回で治るとは限りません。その方のからだの状態や不調にいたった理由によります。慢性疾患など、からだのバランスが崩れた状態が長ければ、治るまでにある程度の時間を要します)。

この月経前症候群の患者さまは、ストレスと疲れにより、からだのバランスを崩し、月経前症候群になっていました

問診で、前から悩んでいた人間関係のことを、初めてひとに(私に)話せたことで気持ちが軽くなったこと、ていねいにからだを診ていったこと(触診)で、からだがリラックスしたこと、リラックスした状態で鍼治療をして、からだのバランスを整えたこと、治療後そのままベッドでゆっくり休憩していただくことで、さらにからだがリラックスし、気持ちも安定したため、よく効いたのだと思います。

どんな些細なことでも、おひとりで悩んでいると、ますます不安が増し、そのことがストレスになり、さらにからだが不調になるという悪循環に陥ります。

女性特有のからだの不調(婦人科疾患)に対し、どうかひとりで悩まないでください。

女性特有のからだのお悩み・心配事・不安。または、鍼灸治療に対する疑問・質問など、どうぞお気軽にメールでお問い合わせください

みなさまのお悩み・心配事・不安を少しでも取り除くお手伝いができればと思っています。

投稿者 syoyodo : 16:04