生理痛について

生理痛って本当につらいですよね

女性の人生の半分に生理があります。
初潮を迎えてから閉経まで、個人差はありますが、およそ35年~40年間。

生理痛があまりない方にはわずらわしいと感じる程度でしょうが、痛みのきつい方にとっては毎月憂鬱なことです。痛みで動くこともままならず、仕事や日常生活にも支障をきたします。そしてなによりつらいことです。

最近は、鎮痛薬も効かないひどい痛みで病院に行ってみたら、子宮内膜症だったという方も増えています。

では、なぜそのようなつらい症状が起こるのでしょうか。
東洋医学では生理痛の原因についておもに以下のようなことをあげています。

生理痛の4つの要因

気滞血お

過度のストレスや精神的抑うつにより、気のめぐりが悪くなり、それにともない血行も悪くなるために起こります。 主な症状は、生理前あるいは生理中に下腹部が脹ったような痛みがあり、血の塊が下りれば痛みが軽減します。また、胸脇部に痛みがあることもあります。

寒湿凝滞

生理前あるいは生理中に寒い所にいてからだを冷やしたり、湿気の多い所に長時間いたことにより血行が悪くなり起こります。 主な症状は、生理前あるいは生理中に下腹部が冷えていて痛みがあり、温めれば痛みが軽減します。

気血両虚

もともと気や血の不足がある、あるいは、大病・長期間にわたる病気で気や血が消耗していることに加え、生理出血でさらに気血不足の状態になるために起こります。 主な症状は、生理中あるいは生理後に下腹部にずっと痛みがあり、出血量が少なく、色も薄くてサラッした状態です。

肝腎陰虚

虚弱体質だったり、早婚で多産などにより、生来の元気が、はなはだしく消耗した状態になると起こります。 主な症状は、生理後に下腹部が痛み、腰のだるさや足の脱力感があります。耳鳴り、頭がボーッとするなどの症状がでることもあります。出血量が少なく、色も薄くてサラッした状態です。

このようなことが起こるのは気※1のめぐりや血行が悪くなるからです。

気の流れは、水の流れのようなもの

気は水の流れのようなものです。水は、サラサラ流れていれば問題ないのですが、途中で流れが悪くなり、流れが止まれば、やがて淀んでしまい腐ります。

気もそれと同じこと。気の流れが悪くなり、気が滞った状態が、からだの不調であったり、病気になる前段階(未病という状態)であったり、あるいは病気としての症状の現れだったりします。

気の滞りが起こることにより、あちこちからだのバランスが崩れ、痛みも起こるのです。

鍼灸治療では、この気の滞りを通じさせることにより、痛みや症状を軽減させます。

ストレスも気の滞りの原因に。休息や鍼灸治療で解消を

気の滞りが起こる原因もいろいろありますが、現代女性の多くはストレスや精神的抑うつによるものが多いと思われます。

イライラして怒り、無意識に拳を握っていたり、からだに力が入りすぎるほど頑張ってしまうことで気の流れが悪くなるのです。

たまにはリラックスしてゆっくり休み、なにも考えずおもいっきり汗をかいて、からだ動かして発散したり、仕事や日常を離れ、自分の大好きなことに夢中になることも必要です。

また、鍼灸治療は、ストレスで抑圧されたからだや心をリラックスさせるための最適な方法です。健康で快適なライフスタイルを得るためにも、取り入れてみてはいかがでしょうか。

※1 気
「気」とは目には見えない生命エネルギーのようなもので、これがからだ中をぐるぐる周っています。東洋医学では、気がまったく動かず停止した状態を人間の死と考えています。

投稿者 syoyodo : 23:40